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不動産買取と不動産売却の違いとは?

公開日:2019/05/15  最終更新日:2019/04/25

横浜でもよく行われている不動産取引ですが、その中の一つ、不動産買取と不動産売却は同じものとして扱われてしまうことも少なくありません。

ですが実は、両者には決定的な違いがあり、決して同じものではないということをご存知でしょうか。

 

個人か買取業者か

不動産買取も売却も、その言葉のイメージによって同じものとして扱われてしまいがちですが、実は物件を買う人が違っていると言うことをご存知ですか。

売却の場合は、その物件を買う人、つまり買主となるのは個人となっており、その間に不動産会社が仲介人として入る形が一般的です。もちろん間に不動産会社が入らなくても行うことはできますが、買主を探したり手続きをしたりと言う点から、仲介業者を利用する方が多くなっています。

反対に不動産買取の場合は、その物件の買主は不動産会社となっており、その業者が一度購入した後に再販売するのが主な形です。つまり転売によって利益を得る形となっており、仲介によって手数料を得るのとは全くお金の流れが違っています。

また、買取業者の場合は色々な形に変えて購入した物件を販売するので、そのままでは買主がなかなか見つからなさそうな物件でも買い取ってくれます。売却の場合はある程度の条件が良くなければなかなか買い手が見つからないということも少なくありません。

しかし買取はあまり良くない条件の物件でも付加価値をつけて良くするノウハウもあるので、これだと業者が思った物件であればすぐに買い取ってもらうこともできます。また、一般的に個人が購入するという時は、ある程度の広さは必要ですが広すぎる土地は買いたくないと考えている人もいます。

しかし、業者がその土地に対して魅力を感じれば、買取の場合は広すぎる土地でもすぐに買い取ってもらうことができるようになっています。たしかに1軒の家を建てるのには広すぎる土地だったとしても、2軒、3軒に分筆すれば1軒あたりの広さを抑えることができます。

このように土地などを独自に加工して再販売できるというのも、不動産買取の大きな魅力だと言って良いでしょう。

 

物件を売ることができるまでのスピード

売却の場合は、まずは仲介業者の方に売りたい物件があるということを相談し、その物件を欲しいと思ってくれる人を紹介してもらいます。そのため、最初に不動産会社の方に相談してから、だいたい3ヶ月から半年くらいは売買契約を結ぶまでに時間がかかってしまうということも珍しくありません。

もちろん条件が良い物件であればすぐに買主が見つかるということもありますが、時には1年経過しても見つからないケースもあります。これは、買主となる人が新しい物件を求めていることが多いとか、物件選びに慎重な人が多いということが関係しています。

もちろん時間をかければ買主が必ず見つかるとは限らないため、結果的にずっと売れないで困ってしまうということもないわけではありません。またなかなか売れないということから、時間だけが経過し、その結果物件の価値が当初よりも下がってしまうということもあり得ます。

その点買取に関しては、買主を探してもらう必要はなく、買い取ってくれる業者が見つかればすぐに売買契約を結ぶことができます。そのため、早ければ1週間程度で契約を結ぶことができるという場合も決して珍しくありません。

業者は物件をいつも求めているだけでなく、なるべくたくさんの物件を手に入れて転売したいと考えているからです。そのため、物件の価値が下がってしまう前に買ってもらうこともできるので、今すぐに売りたいという時にも利用しやすいサービスだと言って良いでしょう。

ただ、今すぐに売りたいからといって、適当に業者を選んで買取契約を結んでしまうのはあまり良いことではありません。できるだけ優良の業者を利用するためにも、まずはしっかりと業者を見て、そして納得した上で買取契約を結びましょう。

 

同じ物件でもやりとりされるお金の額が違う

同じ不動産物件でも、どの方法を利用するかで入ってくるお金がかなり違うということは珍しくありません。ではなぜ両者の間に金額の差が出てしまうのかというと、買取自体は不動産会社が買い取る時の諸費用などを考慮した金額となっているからです。

反対に個人に売る場合、不動産会社は仲介するだけなので、諸費用を最小限に抑えることも十分可能となっています。しかし買取の場合は、買った物件の名義を変更したり、その物件を加工したりするための費用が必要です。

だから、買い取ってから転売する方が業者が払う費用が高額になってしまうので、その分の金額が買取額に反映されるという仕組みです。したがって、なるべく高く所有している物件を手放したいという時は、買取ではなく売却を利用する方が良いと言われることも少なくありません。

しかしこの金額の差に関しては、その物件の条件によってもかなり変わってくるということも頭の片隅に置いておくと良いでしょう。たしかに買取の場合は業者は自分たちの必要経費を計算し、それを買取額に組み込んで数字を出しています。

ただ、かなり条件の良い物件というのは、その後転売する時にも高額で売却できる可能性も決して少なくありません。だから、転売するときに大きな利益を生みそうだと判断した場合は、売却を利用した時と同じくらいの買取額となることもあります。

したがって、いつでも個人に売る方が買取よりも高い額が自分の元に入ってくるというわけではないと理解しておくと良いでしょう。ただ、このように数字だけ見ていると売ってしまう方がお得にも見えてきますが、買取を利用した方が良いケースも存在しています。

例えば、今すぐに所有している不動産を売って現金を手に入れたい時は、いつ買主が出るかを待つよりも、今すぐに買ってもらえる方が現金を手に入れるまでのスピードがかなり違います。また何より、買主が見つかるまで時間がかかってしまう場合、その物件の価値はどんどん下がっていってしまいます。

つまり、買主が見つかる迄の時間によっては、買取を利用した時とほとんど変わらないくらいの金額まで価値が下がってしまうことも珍しくありません。だから、一概にやりとりする金額だけを見てどちらの方法を選ぶべきかということはわからないので、色々な条件を見て総合的に判断すると良いでしょう。

 

どちらも似たような意味の言葉なので、同じものとして扱われてしまうことも少なくありませんが、両者には色々な違いがあります。

例えばその一つが物件を買う人の違いで、売却の場合はその物件を買う人は個人であり、業者は間に入って仲介を行っています。反対に買取の場合は、その物件を買う人は個人ではなく買取業者となっており、業者は転売して利益を得ます。

またそれ以外にも物件を売るまでのスピードが違っていたり、やりとりされる金額にもかなりの差が出ることもあります。したがって、両者は決して同じ物ということはできず、実際には色々な違いがあるということを理解しておきましょう。

特に実際に手放したい物件を持っているという時は、これらの言葉の違いをあらかじめよく理解しておくことをおすすめします。

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