不動産買取の流れを事前に知っておこう
横浜に住んでいる人が、所有している不動産を不動産買取業者に依頼する場合には、その流れを理解しておく必要があります。
流れをしておくことで、安心して取引きができるだけでなく満足な取引きも期待できるでしょう。
そこで、どのような流れになるかを順番に見ていきましょう。
まずはしっかりと事前の準備をしておくこと
不動産買取を業者に依頼する場合には、まずしっかりとした準備が必要になります。準備といっても一体何をしたらいいのかわからないかもしれませんが、最初の段階で行けることはおおよそ二つあります。
一つは、書類を準備しておくことです。忙しい生活送っている人ならば、契約を決めた段階で書類を準備するよりも、まだ契約を決める前の段階で準備をした方が迅速なスタートを切ることができます。そして、早い段階で住宅を売却することができるでしょう。これから不動産会社に買い取りを依頼するならば、あらかじめ書類の内容は決まっています。
その内容の一つが、固定資産評価証明書と呼ばれるものです。これは、登記をするときに必要になりますので準備をしておきましょう。それ以外に必要なものは、建物図面や地積測量図と呼ばれるものです。いずれも、登記所に行かなければ手に入れることができないため、どこに登記所があるかを確認しておかなければなりません。
もう一つ準備するべきことは、おおよその査定額を自分で調べることです。最終的な金額を提示されるのは不動産会社に査定をしてもらったときですが、それ以前にも公表されている相場などを見ればおおよそどれぐらいの金額か理解できます。
なぜ、不動産会社に依頼すれば査定金額がわかるのにあらかじめ査定金額を自分たちで把握する必要があるのかといえば、それは不動産会社に依頼してしまうと契約を断ることができなくなる場面があるからです。
不動産会社に査定をしてもらった段階では、まだ契約は成立されていないのが基本になります。ところが、実際に不動産会社に査定お願いすると不動産会社に言いくるめられてしまうことも少なくありません。そうすると、自分で判断して契約するのが難しくなることも多いでしょう。
例えば、不動産買取業者に依頼することに慣れていない人ならば「今売却したらこれだけお得になります」などと言われると思わず契約をしてしまうことも少なくありません。実際にお得かどうかは後になってからわかることが多いです。
つまり、短期的にはお得になるかもしれませんが長期的に考えたが得にならない可能性も否定できないわけです。それよりも、自分でじっくりとおおよその金額を調べてから、契約をするかどうかを決めた方が後悔しない判断ができるでしょう。そのような意味において、あらかじめ自分でわかる範囲で相場を調べておくことには意味があるといえます。
実際に査定を依頼してみることが必要
自分でおおよその金額を調べることができたならば、不動産会社に買い取りをしてもらった方がよいかどうかが明確になってきます。もし、そのまま買い取ってもらう場合には早速不動産会社を選びましょう。
不動産会社もいくつかありますので、複数の会社に依頼して査定してもらう必要があります。このとき注意したいのは、いくら比較をするためといえどもあまりたくさんの会社に査定を申し込まないことです。
確かに、比較をする意味においては複数の会社と比較することはとても大事なことです。ですが、それが5社以上になってしまうと査定だけでかなりの時間がかかってしまいます。
いつでも時間が空いている人ならばよいですが、そうでなければ査定のために日程を空けなければいけません。それを5回以上繰り返すとなるとうんざりしてしまうでしょう。
そして忘れてはいけないのが、最終的に買い取りをしてもらう業者は1か所だけということです。それ以外の業者は、すべて断らなければできません。
断ることを考えると、やはり5社以内できれば3社以内にしておいた方がよいでしょう。少なくとも3つの会社から金額を提示してもらえば、おおよその相場を把握することができます。
そして、たくさんの数の業者に依頼したからといって必ずしも有利な条件が引き出せないこともあります。査定の中身ですが、およそ2種類の方法が存在するでしょう。
一つが、簡易査定と呼ばれるものです。これは、インターネットに情報を打ち込むだけで簡単に金額を出すことができる方法です。
ただ、中には簡易査定といいながらネット上に必要な条件を入力していたところ、データを送信してから電話がかかってくるようなこともあります。そのため、確実にインターネットだけで査定できる会社かどうかを確認しておかなければなりません。
もう一つの方法が、実査定と呼ばれるものでそちらの方も重視しておく必要があります。実査定とは、簡易査定の場合と異なり不動産会社の人が直接自宅に来て明確な料金を伝えてくれるものです。
なぜこのような方法をするかといえば、実際に表面的な情報だけだと正確な金額を出すことができないからです。
例えば、南向きの住宅はそれなりに価値がありますが、いくら南向きでも隣の建物すぐそばにあった場合は日差しが入ってきません。南向きのメリットは、日差しが部屋の中に入ってくることですので、日差しが入ってこないとなると査定金額が下がってしまう可能性があります。
また、住所だけでは判断できないこともたくさんあります。例えば、すぐそばにうるさい工場があるような場合には価格が下がってしまう可能性も否定できません。
契約後の流れを理解しておくこと
実査定をおこなって契約することを決めた場合には、その後の流れを理解しておきましょう。契約をした後には打ち合わせが必要になります。
どのような内容の打ち合わせかといえば、買い取りをする打ち合わせです。買取といっても契約書に印鑑を押しただけでいきなりできるわけではなく、それ相応の手順が必要になります。
例えば、住宅を手渡すことが決まったならば、引っ越しの準備などを始めなければできません。そのとき、必ずいらないものが出てきますがその処分費用は不動産会社と売り主のどちらが負担するかなどです。
それ以外にも、売却代金の決算時期なども明確にしておかなければいけません。これらの金銭に関しては、トラブルになりやすいですので明確な書類をもとにして決めておきましょう。
少なくとも口頭だけで説明を受けた場合、後になって言った言わないの争いになることも考えられます。基本は書面で明確に残すのが必須で、第三者が確認したときでもわかる状態にしておくことです。
売買契約は、売買契約の読み合わせを行い、付帯設備の確認や雨漏りがないかなどの確認をおこなってきます。もちろんそれに関しては、事前に調査していますので契約を結ぶ段階で調査するわけではありません。
あくまで、設備などに問題がなかったことに対する書面上の確認になります。それ以外では、記名捺印をして手付金の受領をおこないます。一通りの手続きが終われば、あとは鍵を明け渡して終了になります。
不動産買取業者に依頼する前の段階では、どのような流れになるかを把握しておきたいところです。横浜の不動産買取業者を選ぶ前に、準備できる書類を準備することと自分で調べられる範囲でおおよその売却金額を調べておくことが重要になります。
次に、実際に売却をする段階になれば査定を最初におこなわなければなりません。査定は、簡易査定と呼ばれるものと実査定と呼ばれるものがあります。
そして、契約の段階では細かい打ち合わせをしていくことが必要になるでしょう。例えば、引っ越しをする場合の資金はだれが支払うのかといった内容を決めていかなければなりません。