良い不動産買取会社を選ぶコツは?
神奈川県の横浜市、不動産買取をしてもらう場合、業者を選ぶことが重要になります。
ただ、初めて買取を依頼する場合にはその選び方がよくわからないでしょう。
そこで、業者の選び方のポイントをいくつか見ていきましょう。これを知ることにより、良い取り引きができる可能性が一気に高まります。
来店や契約を急がせない
不動産買取会社の仕事は、少しでも良い不動産の買取を行いその不動産を第三者に売却して利益を出すことです。そうだとすれば、不動産会社とすれば少しでも良い物件が見つかったならばすぐに契約に持ち込みたいはずです。
一つの不動産会社が一つの地域を独占しているならば別ですが、たいてい一つの地域には複数の不動産会社が存在するものです。すると、必然的に会社同士で競争が生まれます。
不動産の数自体が増えていればそこまで競争は激化しませんが、人口が減少している日本において質の高い不動産の数自体も減少していることが理解できます。そうすると、少しでも早くお客さんを取り込んで契約を急がせたいとする気持ちが出てくるでしょう。
実際に、不動産会社の中には申し込みをした時からすぐに来店を急がせるようなところもあります。来店を急がせることにより、不動産会社のペースに持ち込むことができるからです。
逆に、来店してもらえなければ不動産会社のペースに持ち込むことができないでしょう。実際に、人間はアウェイに弱いものです。例えるならば、サッカーでも野球でも、自分のホームグラウンドで勝負をすれば有利になりますが、敵のホームグラウンドや外国などに行き勝負をしても十分力が発揮できないことが考えられます。
これは不動産買取の時も同じで、不動産会社の事務所で話す場合お客さんよりも不動産会社に有利な結果が出やすいです。つまり、顧客に不利な契約につながりやすいことがわかります。不動産会社にお客さんが来れば、あとは不動産会社のペースになりますので契約を急がせることもできるでしょう。
早い段階契約を済ませてしまえば、ほかの不動産会社よりも早くその物件を手に入れることが可能になります。しかし、これは一方的な不動産会社の都合であり顧客としてはメリットがありませんので、そのような会社と取り引きをしない方がよいです。
この点、不動産を買取してくれるのだから売り主にとってもお金が入ってくるという意味においてはメリットがあります。ですが、不動産会社はそこだけではなくほかにも良いところはたくさんあるかもしれません。
契約を済ませてお金をもらってから、ほかの不動産会社の存在に気付き「そちらと契約をしていればもっと高い金額で売れたのに」と後悔をしても遅いです。つまり、顧客の視点に立てば顧客のペースで契約をした方が納得できる結果を出しやすいです。
ここからわかることは、顧客のペースを考えてくれる業者ならば信頼できる業者、つまり取り引きしてもよい業者といえる可能性が高くなります。
地元密着業者と大手不動産業者
不動産買取をする業者を選ぶ中で、必ずといっていいほど悩むのが地元密着業者にするかそれとも大手不動産業者にするかです。
地元密着業者は、特定のエリアにしか存在しない業者になります。特定エリアに関しては詳しく、様々な情報を持っているため有利に売却できる可能性が高いです。その一方で、規模はそれほど大きくないため物件を扱ったことが少ないようなところもあります。
一方、大手不動産業者の場合には、幅広い範囲で活動していますので安心して取り引きすることができる点がメリットです。また、知名度も高いためいい加減な業者が存在することはないともいえます。
口コミや評判などを調べなくても、その名前だけで安心できるのは大きな魅力です。ただその半面、途中で担当者が変わったりすることも多く、気に入った担当者だから契約をしたのに途中で全く知らない人が担当者になったこともあります。
また、地域密着型に比べると地元情報をあまり持ってないため安い金額でしか買い取ってくれない可能性も否定できません。このように、どちらもメリットとデメリットの両方が存在しています。
結局どちらがよいかは売主の価値観によって決まってくるといえるでしょう。より詳しく地元のことを聞きたい場合や、深いつながりを求めている場合には地元密着型の業者の方がよいです。
これに対して、そこまで深いつながりを求めておらず、とにかく有名なところと取り引きをしたい場合には、大手不動産業者を選ぶのがよいでしょう。気になる場合には、両方とも申し込みをしてみるべきです。
契約をしなくても、査定金額ぐらいまで教えてくれます。金額を見たところで、どちらがよいいかを判断するべきです。ただ、金額だけでは分からないこともあります。そこで、ほかに注目するべきところは担当者の人柄になります。担当者の人柄はどのような人なのかによって、取り引きをするかどうかを決めてみてもよいかもしれません。
広告や資格などの確認もしておく
不動産業を営むためには、必ず資格が必要になります。担当者の多くは宅地建物取引士と呼ばれる資格を所有しており、そのような資格を持っている人がセールスマンになることがほとんどです。
そして、会社自体も国土交通省に登録しなければ経営できません。この時、登録番号が必ずありますので、その登録番号を確認しておく必要があります。
登録番号を確認するためには、実際にその不動産会社に行き、事務所などに飾ってある登録証を確認しておくべきです。たいていの場合、目立つ入り口付近などに飾ってありますので、一度見ておきましょう。もし登録証が確認できなかった場合、インターネット上で調べることも可能です。
それ以外には、大げさに広告がされていないかなども注意をしてみておきましょう。例えば、「今だけ2倍の金額で買い取ります」などと宣伝している場合には、確実に怪しいです。普通に考えれば、不動産会社が赤字になるような金額ですので、何らかの裏がありまともな取り引きはできないと考えておきましょう。
それ以外にも、誇張するような表現をよく使っている会社はやはりなんらかの問題があることが多くなります。
横浜で良い不動産買取会社を選ぶためには、まず顧客の視点で物事を見てくれるかが重要です。業者によっては、とにかく契約させることばかりを考えているところもありますがそのようなところは可能な限り避けなければいけません。
次に、大手業者と地元密着業者のどちらがよいかです。基本的には好みの問題になりますが、それぞれメリットとデメリットを比較した上で考えましょう。
最後は、資格の有無や広告で判断する必要があります。特に誇大広告をしているようなところは選ばず誇大広告が一切ない業者を選ぶと良い取り引きができるでしょう。